『エレクトラ』 公式サイトオープン

 マーヴルコミックス原作映画『エレクトラ』の公式サイトがオープンしました。
 これは2003年に公開された、盲目のスーパーヒーローが活躍する『デアデビル』のスピンオフムービー。デアデビルと悲恋に落ちた元お嬢様の女戦士が、今回はソロで活躍します。 配給は20世紀FOX。

 米では2005年2月14日公開。公式サイトによると、日本での公開は2005年5月21日が予定されているようです。
米での公開が近づいているにも関わらず、公式サイト上にあるのはシノプシスのほか、ほんのちょっとのティーザーと共に監督の前口上が見れるビデオがあるだけ。まだほとんど情報がありませんが、これからの更新が期待されます。

 ストーリー的には『デアデビル』の続きのような雰囲気がありますが、監督はじめ製作陣は『デアデビル』からは変わっています。

 監督はロブ・ボーマン。『冒険野郎マクガイバー』『スタートレック』など多数のTVドラマを経て『X-ファイル』で監督として頭角を現し、現在は映画に転向しています。キャリアは長いですが、劇場映画の監督としては『X-ファイル ザ・ムービー』『サラマンダー』などまだ数本しかこなしていない“新進”です。

 脚本は『X-MEN2』『エネミー・ライン』『スモールソルジャース』等を手がけたザック・ペン。そして新人のレイヴン・メッツナー、香港映画『公元2000』のスティ・ズィケルマンです。

<キャスト>

○エレクトラ・・・ ジェニファー・ガーナー (『エイリアス』主演)
○スティック・・・ テレンス・スタンプ (『コレクター』『スーパーマン』『スター・ウォーズ エピソード1』)
○マーク・ミラー・・・ ゴラン・ヴィシュニック(『ER』『ウェルカム・トゥ・サラエボ』)
○アビー・ミラー・・・ キルステン・プラウト (TVドラマ出演多数の子役)
○タイフォイド・メアリー・・・ ナターシャ・マルテ (モデル/TVドラマ女優)
○キリギ・・・ ウィル・ユン・リー (『007 ダイ・アナザーデイ』『ウィッチブレード』)
○ロシ・・・ ケリー・ヒロユキ・タガワ (『モータル・コンバット』)
○マカベ・・・ コリン・カニンガム (TVドラマ俳優)
○キンコウ・・・ ヒロ・カナガワ (『ヤングスーパーマン』校長先生役)
○ストーン・・・ ボブ・サップ(説明は不要ですね)
○デマルコ・・・ ジェイソン・アイザックス (『パトリオット』『リーグ・オブ・レジェンド』)

 『デアデビル』に引き続きエレクトラ・ナチオスの主演はジェニファー・ガーナー。彼女は『デアデビル』劇中で悲劇の死をむかえていますが、公式サイトを見てもわかるように、奇跡の蘇りを果たします。

 エレクトラに武術を教える師匠“スティック”役はテレンス・スタンプ。原作コミックではデアデビルの師匠であるナゾの老人。映画『デアデビル』には出演しそこねましたが、ここで登場。

  エレクトラは暗殺のターゲットとなった父娘に自分を投影し、彼らを守りぬくことで自分を取り戻そうとします。 その父親がマーク・ミラー。『アルティメットX-MEN』などで人気のコミック作者から名前をもらった、オリジナルキャラクター。無力な普通の男性です。演じるのはゴラン・ヴィシュニック。

  敵の女戦士「タイフォイド・メアリー」を演じるのはノルウェー出身のモデル/女優であるナターシャ・マルテ。 タイフォイド・メアリーはコミックの「デアデビル」ほか、「X-MEN」や「スパイダーマン」などのコミックにも登場する女戦士です。格闘の達人、テレキネシスなどの超能力の持ち主で、誘惑が武器のくの一でもあります。優しさと凶暴さを併せ持つ多重人格という変わった要素も人気のキャラクターです。
 映画でも人格が変わるシーンがあり、それまで普通人だった彼女が“キスで殺す”ことができる女暗殺者に。よって、劇中ではエレクトラとのキスシーンもあるそう。その“直前”のシーンの写真が先日USA TODAYで公開されました。
 彼女は暗殺集団「ザ・ハンド」のメンバー。見た目もエキゾチックです。

 父親を殺されたエレクトラが属する暗黒の暗殺集団「ザ・ハンド」は、ニンジャ集団。よって日本、というか東洋系のメンバーが主な暗殺者集団であり、抜け忍は許さない厳しい掟があるようです。
 リーダーのキリギはじめ、ロシ、キンコウ、マカベなどという名前が並び、日本語を書きなぐったりした妙なキモノを着ているのがご愛嬌。ご存知ボブ・サップも「ザ・ハンド」の一員として出演します。
 ザ・ハンドの集合写真はallabout.comで見ることができます。必見!

 また、カメオとしてジェイソン・アイザックスがちょびっと登場。役柄は見てのお楽しみだそうです。
 デアデビル役のベン・アフレックや、前回エレクトラを殺した悪役、ブルズアイ役のコリン・ファレルもほんのちょっと登場するという噂が根強くありますが、まだはっきりしないようです。

 予告編の公開はまもなくのはずですが、待ちきれない人は、今年夏のサンディエゴ・コミコンで公開されたティーザーをどうぞ。FILMWEBにて公開中。
 美しい女戦士エレクトラのアクションが堪能できます。ボブ・サップの登場もちらりとあります。

 最後に、公式サイトから引用のあらすじをどうぞ(*後半一部がなんだか変ですが、公式です)。

 謎に包まれ、悲劇に染まった美貌の殺し屋。彼女は、一度死んだ。だが、エレクトラにとって死は単に“始まり”であった。今、彼女は蘇る。復讐を胸に・・・。

 過去の責め苦と自らの死の悪夢に苛まされつつ、エレクトラ(ジェニファー・ガーナー)はこの世に蘇る。エレクトラの武術の恩師は、彼女に心・技・体を伝授することには成功するが、両親を無残に殺された事への燃え上がる復讐心を消し去ることは失敗に終わる。彼女は復讐を胸に世間から身を隠し、最強の暗殺者となる。だが、エレクトラに殺しをビジネスにすることなど、出来るはずもなかった。

 エレクトラは、自らを苦しみから救うのに必要なものは、殺す理由よりも、生きる理由であると悟る。そして、彼女はそれを暗殺のターゲットに発見する。自分の幼い頃とそっくりな13歳の少女アビーと、父親のマーク(ゴラン・ヴィシュニック)。この2人の命を救うことこそ、彼女自身が救われることになるのだ。

 エレクトラの敵は、特殊能力を持った恐るべき暗殺部隊、「チフスのメアリー」(腸チフスの保菌者だった米国人の料理人メアリー・マローンが、多数の人間に腸チフスを感染させた事件から、病原菌を撒き散らす人をそう呼ぶ)である。彼女の武器は自らの肉体から繰り出す技と、信ずる武技サイ、そして、物事が起こる前に予知する能力のみである。

 『X-ファイル ザ・ムービー』『サラマンダー』の監督ロブ・ボウマンが、『グリーン・デスティニー』、『キル・ビル』、『HERO』など、アジアン・テイストのアクション映画をさらに進化させた、新たなマーシャルアーツ・アクション映画を生み出した。ハリウッドで現在もっとも魅力的な女優を主人公に迎え、見事なスタント・アクションと華麗な武術の連続で贈る「ELEKTRA」は、まさに2005年の大ヒットが約束されたアクション・アドベンチャー大作だ。


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 多重人格の暗殺者、タイフォイド・メアリー。彼女がキングピンの命のもと、デアデビルの命を狙いはじめる…。 気の弱い女性メアリーの後ろに隠された危険な人格、甘いキスの後ろに隠された冷たい刃という設定がスリリングさを生む。多重人格者ゆえの悲哀も新しいヒロイン像として人気を呼んだ。本は1988年の初登場時のストーリーを収録したもの。ライター:アン・ノセンティ、アート:ジョン・ロミータJr.。


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 「エレクトラ」ストーリの中でも金字塔のひとつに数えられる、鬼才フランク・ミラーによる名作。エレクトラの死後、彼女を深く愛していたデアデビル=マット・マードック。死の淵を覗き込むような絶望にさらされるマードックの心的世界が幻想的に描かれる。盲目の彼の見る世界では、死んだはずの彼女が蘇り、また死に、くりかえし蘇る。彼女は本当に帰ってきたのか…? 1990年の作品で、当時、既存のコミック描写の枠を取り払った革新的な作品。大判サイズのハードカバー。
posted at 00:25:01 on 2004-11-10 by Mitsuoka - Category: コミック映画ニュース TrackBack: - このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加


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